力学特性
鉄線の張力を用いたテンシル構造は、層間変形角が大きくなるほど耐力が増すので、筋交いや面材など従来の耐力壁に併設することで、大きな靭性補強効果が期待できます。
施工仕様
テンシル構造は、別途製作した「鉄線ビス留めフレーム」を、現場にて面内にドリリングタッピンネジ(JIS B 1125)で取り付ける工法です。
第三者による認定・認証
テンシル構造は、鉄線を加工する株式会社小財スチール様と共同申請で、2021年2月に大臣認定壁倍率2.4を得ています。(認定番号:FRM-0682)
テンシル構造は、一般社団法人「耐震性能見える化協会」(代表:京都大学 中川貴文准教授)で認証されたwallstat対応建材です。パラメータは同協会のホームページよりダウンロードできます。