FAQ(お問い合わせ集)

テンシル構造の特長は何ですか

  • 「粘り強さ」です.テンシル構造は層間変形角1/15ラジアン以上の加力でも荷重(耐力)を発現し維持することができます
  • テンシル構造の荷重(耐力)は層間変形角が増すほど大きくなるので、層間変形角が大きくなるとダメージを受ける既往の耐力壁を補完します
  • わかりやすくシンプルな仕組みなので、お客様への説明も容易です
  • 施工に特別な工具は使いません(通常のインパクトドライバーだけです
  • 線材とビスだけなのでとても軽量です
  • 金属なので火災に強い
  • 筋交いやボードなど今お使いの工法に併せることが出来ます
  • 接着剤を一切使わないのでハウスシックの心配がありません

テンシル構造を採用するメリットは何ですか

  • 想定外の大きな水平応力(傾き)が作用した際、倒壊に抵抗し、生命や財産を守ることに貢献します
  • 破壊時に軸組を傷めないので、大きな地震後、新しいテンシル構造に取替えが出来ます
  • 見かけ格子状なので、配管や配線が出来ます
  • 露わしで使うと「採光」「通気」が取れます(陽光が入る耐力壁、通気口ある耐力壁として外周壁・内部壁に使うことが出来ます)
  • つまり「採光・通気」と「壁量」を同時に確保出来ます

テンシル構造はどこに使うのですか

  • テンシル構造は外周壁・内部壁いずれにも使うことが出来ます
  • 配置は設計者のご判断にお任せしています.採光も出来ますから設計の自由度が上がります

テンシル構造の課題は何ですか

  • 受け材真壁仕様のため、設置場所によっては使えない柱頭・柱脚金物があります
  • たすき掛け筋交いには併設出来ません

テンシル構造は幅910ミリ以外で使えますか

  • ご提供する専用部材は半間(910ミリ)専用です

テンシル構造は大臣認定壁倍率を得ていますか

  • 2020.2.12付けで大臣認定壁倍率2.4を取得しました壁量計算でお使いいただけます

テンシル構造は振動台実験(動的試験)をしていますか

  • 動的試験は行っておりませんが、木造軸組構法住宅倒壊解析ソフトウェア「wallstat」を使って3次元シミュレーション計算が出来ます

地震で層間変形角1/15ラジアン以上傾くことはありますか(過大評価ではないか)

  • どの程度建物が傾くかは、地震の大きさ(マグニチュード)、卓越周期の状況、地盤の状態などで異なります
  • 一般木造住宅の安全性を考慮した層間変形角は1/30ラジアンが目安といわれています
  • 大地震とその時の層間変形角に関する研究に、平成16年に(一財)建材試験センターで行われた実大加振実験があります
  • この実験に用いられた地震波は1995年兵庫県南部地震(マグニチュード7.3)時の神戸海洋気象台で得られた地震波形(JMA神戸海洋波)の実波です
  • このとき、倒壊状態とした木造住宅の最大層間変形角は、耐震等級1で1/5ラジアン、耐震等級2で1/13ラジアン、耐震等級3で1/26ラジアンでした(※川上修「2階建て木造住宅(標準試験体Ver.3)公開実験を実施」より,JTCCM建材試験情報vol.42, p.42, 2006.12)
  • 但し、この実験は内外装を施さない骨組みの状態で、実際の住宅はより強いと考えられます
  • この他、サイディング等内外装を施した木造住宅(耐震等級は不明だが高いと思われる)の実大加振実験では、倒壊せず、最大層間変形角は1/74~1/112ラジアンと報告されています(※早崎洋一「2階建て木造軸組構法住宅の三次元振動台実験」より,JTCCM建材試験情報vol.44, p.26, 2008.6
  • これらはあくまでも実験結果であり、2016年熊本地震(マグニチュード6.5,7.3)では、新基準でも倒壊した住宅もあることから、条件によって、層間変形角1/15ラジアン以上の傾きが起きていると考えています

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